「もう客を騙したくない」携帯ショップの理不尽なノルマに病む前に知ってほしい、自分を守るための思考法

ノルマ・実績

こんにちは、あこです。

今この記事を読んでいるあなたは、毎月、いや毎日上から降ってくる「数字の詰め」に、
心がすり減ってボロボロになっていませんか?

「今月はクレジットカード〇件、光回線〇件、あとオプションの付帯率を〇%まで上げろ!」

朝礼で店長から無機質な数字を叩きつけられ、インカムからは「〇〇さん、次の接客で絶対にカード差し込んでね」と指示が飛ぶ。
お客様のためを思ってプランを安く提案したのに、
バックヤードに戻れば「なんであのタイミングで物販(タブレットやアクセサリ)を提案しなかったの?」と詰められる……。
そこで時間がかかり、お客様のもとに戻るとまだ時間かかるの?と言われピリついている……。

これ、過去の私の日常でした。

私は毎日、バックヤードに戻るたびに「現場の状況も知らないくせに、上は勝手な数字ばっかり押し付けやがって。こっちは神様じゃねえんだよ!」と、内心めちゃくちゃブチギレていました。

お客様に喜んでもらいたくて入社したはずなのに、実際やっていることは
「会社の利益のために、いらないオプションや高いプランを言葉巧みに契約させること」。
「私、何のために働いているんだろう…」
そう思いながら毎日、店長の圧に本気でヘドが出そうになっていたんです。

なぜ携帯ショップのノルマはこれほど人を追い詰めるのか?
他業種の営業や販売にもノルマはありますが、携帯ショップのノルマの異常さは群を抜いています。
なぜあんなにも精神的に追い詰められるのか、理由は明確です。

「売る商品が、お客様にとって本当に必要なものじゃないから」 です。

本来の接客は、お客様の困りごとを解決して喜んでもらうもの。でも、今のショップのノルマは違いますよね。
スマホの操作すら怪しいおじいちゃんおばあちゃんに「初月無料ですから」と有料オプションをくっつけたり、扱えなさそうなスマホをおすすめしたり、元がとれないのに数字の綾でクレジットカードや対象端末を「今だけ安く契約できます!」と言って契約させたり……。

ぶっちゃけ、「半分騙しているような罪悪感」を抱えながら売らなきゃいけないのが一番キツいんです。

自分の良心をすり減らしながら、上司からは「数字が足りないのはお前の提案力(トーク)が足りないからだ」と個人のスキルのせいにされる。
でも断言します。あなたが悪いんじゃなくて、現場に無理を強いる「ビジネスモデル」自体がもう狂っているんです。

まともな感性や優しさを持っている人ほど、この矛盾に耐えられなくなって心が壊れてしまうのは当然のことなんですよ。

きれい事なし!数字の詰めで心を病まないための3つの防御策
狂ったビジネスモデルに正面から付き合っていたら、こちらの命がいくつあっても足りません。
ここからは、私が現役時代に実践していた「心を病まないための3つの防御策」をお伝えします。きれい事抜きです。

① インカムの詰めは「ただのBGM(雑音)」と脳内変換する
「〇〇さん、次いけるよね?」というインカムの指示は、ただのノイズです。返事だけは「はい、狙ってみます!」と威勢よくしておいて、
脳内では「あ、今日もBGMが流れてるな」くらいに聞き流してください。真面目に受け止めるだけ損です。

② 「提案」ではなく「念のため紹介しておく」と解釈する
オプションやカードの提案時に、言葉巧みに絶対に契約してもらおうとするとその雰囲気は表にでます。
お客様の中には知らなかったけど聞いてみたら欲しくなったという方もいるのでほんとに欲しいと思った方にだけ契約してもらうのでも自身に与えられて数字はある程度クリアできます。
お店全体で数字が足りないと言われても、足りてない人に言ってくださいと返せるようになるので体の荷がグッと軽くなります。

③ 数字の進捗を聞かれたら「嘘にならない範囲で適当に濁す」
「今アプローチ中ですが、今回は厳しそうです」と、やってる感だけ出してさっさと会話を終わらせましょう。
詰めたい上司は「反省の色」が見えればそれ以上突っ込んできません。演技力で乗り切るのです。一番大事なのは、「会社での評価」と「あなたの人間としての価値」を絶対にイコールにしないことです。

会社の利益のために魂を削る必要はない。あなたのガッツは他で活かせる
ここまで読んでくれたあなたに、最後に一番伝えたいことがあります。

毎日毎日、理不尽なノルマに追われ、クレーマーに頭を下げ、それでも毎日お店に立っているあなた。
自分で気づいていないかもしれませんが、あなたの「メンタルのタフさ」と「対人スキル」は、世間の平均値を遥かに超えています。

携帯ショップで生き残れている時点で、ビジネスパーソンとしての基礎体力はバケモノ級なんです。

そんな優秀なあなたのパワーを、お客様を騙すような罪悪感や、あなたを大切にしない会社の利益のために使い続けるのは、本当にもったいないと思いませんか?

「ノルマが達成できなくて毎日が辛い」
そう悩むのは、あなたが優しくて誠実な証拠です。その誠実さは、もっと別の、お客様に真っ直ぐ感謝される仕事で活かすべきです。

いつでも逃げる準備はしておきましょう。あなたの人生と心を守れるのは、会社ではなく、あなた自身だけなんですから。

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